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こんにちは、きょいです。
少し前のことですが、2024年7月、急遽マチュピチュに行こう!となり……行ってきました〜!
日本からだと中々そうは行かないので、やはりアメリカに住んでいるからこそ出来ることだな〜という感じですよね。
マチュピチュの標高は約2400m、マチュピチュに行くために多くの人が(というか全員?)経由するであろう都市・クスコはなんと標高3400mほどに位置しています。
富士山の標高が3,667mなので、かなりの標高であることがわかりますよね。
そこでマチュピチュ旅行記第1回として、今回は特にアメリカでの高山病予防薬の手配方法について書いていきたいと思います。
(第2回では、実際に高山病予防薬を飲んだ上で高山病の症状はどうだったか?について書いていく予定です。)
MinuteClinicのオンライン診察
マチュピチュ旅行のブログを見ていると、せっかく旅行に出かけたのに現地で寝たきり、嘔吐で全然楽しめない等の壮絶な高山病を経験している人がいて怖くなりました…
ということで、何はともあれ高山病対策の薬の手配を行うことに。
手配にあたってはこちらのブログを参考にさせていただきました。
Diamox:ダイアモックス、もしくはそのジェネリックのAcetazolamida:アセタソラミダと呼ばれる薬が一般的なようです。
これはアメリカでは(日本でも?)薬局に行って買えるような市販薬ではなく、医師の診察の上、処方してもらう必要がある薬とのことだったので、CVSのMinuteClinicで処方してもらうことにしました。
私たちの場合、家の近くのCVSには残念ながらIn personのMinuteClinicがなく、オンラインで診察を受けることになりました。
診察前
まずMinuteClinicのサイトからアカウントを作成の上、問診票のようなフォームを記入し提出します。
私たちのときはサイトの調子が悪く、フォームに全ての情報を入力したところで2回くらい白紙になり、夫はイライラしながらやり直しをしていました。
医師の診察の際、スムーズに話せるように事前にメモ欄に下記のように記載しました。
「I’d like to get a medicine for altitude sickness since I’m planning to visit Machu Picchu for 3 days.」
Altitude sickness が高山病の意味ですね。
フォームを提出できたら、オンラインの待機列に並べたよ〜というメールとSMSが来ます。
そのあと夫は2,3分くらいで、私は15分弱で「お医者さんの準備ができたのでバーチャルルームに入室してね〜」とメールが来ました。
診察
メールにあるリンクから入室したら、カメラをオンにします。
まず本人確認のため生年月日を聞かれるので答えて、カメラに向かって自分の免許証などIDを見せます。……夫はIDを見せていましたが、私は医師に要求されず見せる機会がありませんでした。
診察で聞かれた質問は以下のような感じ。
<夫と私で共通の質問>
・何日高地に行くのか?
・他に今飲んでる薬はあるか?
・アレルギーはあるか?
<夫のみ聞かれた質問>
・身長と体重(feet/lbじゃなくてcm/kgでもokだった)
・今までに手術を受けたことがあるか?
診察後
診察が終わったら、事前に指定したCVSの店舗に処方箋が送られます。そこで薬の準備が完了すると連絡が来るので、そしたら取りに行けばok。
ただし、店舗によっては薬の在庫がなく、他店からの取り寄せに時間がかかる可能性があるため注意⚠️
今回の私たちのケースでは在庫がなかったようで、オンライン診察翌日の午後3時〜4時頃に準備ができたよーと連絡が来たので、取りに行きました。
Acetazolamidaの購入
CVSに着いたら処方箋薬の窓口で名前を伝えます。
実は夫を診察した医師と私を診察した医師で薬の服用指示が異なりました。
<夫を診察した医師>
Acetazolamida 125mgを1日2回服用(朝晩)
高地に行く前日〜高地にいる期間で毎日服用
私たちは3日の滞在だったので、3日+前日1日の4日分×2錠で8錠が処方されました。
<私を診察した医師>
Acetazolamida 125mgを1日2回服用(朝晩)
高地に行く前日〜高地から帰ってきて2日後まで毎日服用
3日の滞在なので、3日+前日1日+後日2日の6日分×2錠で12錠が処方されるはずでしたが、なぜか14錠処方されていました。なぜ。
そんなわけで今回の費用合計はこちら。
MinuteClinic オンライン診察料:$89×2=$178
Acetazolamida 125mg 22錠(2人合わせて):$4.78
合計:$182.78
いやー、結構かかった!
しかしここで頭の良い方ならもうお気づきでしょう。オンライン診察を片方だけが受けて、そこで倍の滞在日数を言えば、1人分のオンライン診察料を節約できた!
でも良いんです。わたしは常用している薬があるし、夫はアレルギーがあります。
万が一何かがあったら怖いから、それぞれがちゃんと診察を受けて、安全を確保しながら高山病の薬を飲むという選択をしたんです。……ということにします。
持病やアレルギー、常用薬が無い方で、どうしても費用を節約したい方は、ご自身の責任で診察料を1回分節約することも出来るかもしれません。
以上、私が行ったアメリカでの高山病予防薬の手配方法についてご紹介しました。
無事に薬を入手できたので、ここから服用を始めて現地に向かうのですが……実際に服用した上で高山病の症状はどうだったのか?については次回記事でご紹介します。
それでは、またお会いしましょう。
きょい