きょいろぐ

駐妻きょい in 南カリフォルニア

アメリカ生活④アメリカで初めて病院に行った話

※この記事はPRを含みます。

こんにちは、きょいです。

アメリカで体調を崩してしまうと不安ですよね。

体の状態はもちろん、英語でのコミュニケーション、そしてなんと言ってもお会計が不安……
アメリカの医療費は保険に入っていないと大変なことになる、というのは有名かと思います。

アメリカの保険制度や専門用語については私もまだまだ詳しくなく💦
他のブログの方たちが詳しく解説されてることと思いますので、そちらにお譲りして…
今回は私が初めてアメリカの病院を受診した時の話です。

 

心配性な私、体の不調が不安で仕方ない

この記事を書いている今(2023.11)から1年以上前のことになりますが…
渡米1か月目だった私は、急に脇腹がひきつるような痛みが気になり始めました。
実は渡米直後にコロナウイルスに罹患しており、病院には行かなかったもののAmazon USで購入したテスターで陽性が出ていました。
腹痛の症状が出てきた時にはすでに熱は下がっていましたが、咳やくしゃみの症状がまだ残っている状態でした。
当初は咳のし過ぎで脇腹が攣っているのかな~なんて思い放置していたのですが、そこから1か月経ってもひきつる感覚があり、どうしても気になる……

母親譲りで心配症の私はまずネットで調べまくって、これかもな~という病名を見つけた上で、さらに医師の幼馴染にLINEで連絡。
事細かに症状の経過を送り付けました(迷惑)
優しい友人は、専門外でありながらも私と同じ見解を出してくれると同時に、「1か月経っているし、気になるなら病院で専門の先生に診てもらった方が良いかも」と言ってくれました。
そうして私はようやく病院に行くことを決めたのです。

お会計も不安…事前に保険会社に確認

幸運なことに、自宅から車で15分程のところに日本人の内科医の先生がいる病院を発見👀
しかも加入しているアメリカの保険のIn-Network!!
私の英語力ではとてもじゃないけど病院で英語で話すなんて無理!ということで、これ幸いと初診を予約。
病院スタッフも日本語OKで安心でした。
予約の時点で「保険には入っていますか?どこの保険ですか?」と確認されたのを聞いて「アメリカだな~」と実感。

ここで我が家の保険の説明ですが、実は2つの保険に加入しています。
・Anthem Blue cross Blue shield (BCBS)
・損保ジャパン 海外旅行保険

2つの保険に入るってどういうこと?どちらを使うのがお得なの??
疑問いっぱいの私、とりあえず損保ジャパンのコールセンターに電話したところ、下記のお話しをしてもらえました!

・今回の私のケースは、渡米後に発症したので損保の保険でもカバー可能 (持病や既往症については今回の海外旅行保険では対象外)
・現地保険と海外旅行保険、どちらを第一保険として優先的に利用するかは自分で決めることができる。
・損保を第二保険として設定した場合、第一保険であるBCBSでカバーされなかった費用について、損保に対して請求することが可能
・事前に損保に相談したことで、損保から病院に「キャッシュレス支払手配」の依頼をしてくれることになった (病院の窓口で一旦支払立替をする必要がなくなった)

いざ初めての病院へ

とりあえず何かしら保険は効きそうなので、お会計は大丈夫そう。
一方、車の運転は依然として不安な私。
夫が病院に連れていってくれると言うので、夫の予定に合わせて予約したところ……
なんと病院に予約の電話をしてから2週間後の受診となりました。
そして実はこの2週間の間に少し症状が落ち着いてしまったのでした。
しかし、何かあっては困るということでとりあえず受診。
初診なので身長体重、血圧を測り、先生から基本的な既往歴と、今回の症状の問診。
日本語で話せる幸せ。
そして、念のため血液検査をしてみましょうということで採血して、次回の予約を取り、その日は帰宅。
お会計はありませんでした。

2回目の病院

血液検査の結果を聞きに再度病院に行きました。結果は異常なし。

この頃には腹痛の症状も完全なくなっていたので、とりあえず様子見しましょうということで、解散。

何事もなくてよかったーと思うと同時に、自分の過度な心配性ぶりに悲しくなりましたが、何もないことを確認できたのでやっぱり一安心。
この日もお会計はなく、診察が終わってそのまま帰宅しました。

請求書をもらい、びっくり!!なんと…

2度の通院でお会計のプロセスがなかったので、「2つの保険から勝手に払ってくれてるんだ!なんだ、アメリカの保険って日本より便利じゃん!!」と思って1か月が経ったころ……
郵便ポストに請求書が届いた!!!!

血液検査をしてくれた会社からの請求書でした。
恐る恐る開けてみたところ………$19.78

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なんだ~意外と安いじゃーん。よかったよかった。
…じゃなくて、これ払わないといけないの???
パッと見た感じ、保険で一部支払われてるみたいだけど…
ということで再度第二保険である損保ジャパンに電話 (頼りすぎ)

すると「こちらで払うので請求書のPDFを送ってください」とのこと。
請求書に記載されているAdjustments というのは現地保険会社(第一保険に設定している保険会社)が支払ってくれた金額のようです。
そんな感じで私の方での支払はしませんでした。

そのさらに数日後…
また郵便ポストに請求書が!!今度は病院から診察代の請求。
………?!?!?!

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保険適用前 $587.00、適用後でも$358.55……2回の問診だけでこれ、高すぎない…????
いや、お医者さんの診察というのは本来このくらい価値があるものなんですよね。日本で甘やかされて育ってきて忘れていたよ。これで安心を買えたなら安いものですよね…
とは言え、それなりの額なので今回も速やかに第二保険会社に連絡。

ということでなんと……自己負担ゼロでした!
ありがてぇ~~~~~!!!!!!

医療保険に感謝

保険に入ってなかったら合計で$779(日本円にして10万円超)、現地保険だけだったら合計$378(日本円で5万円程)の自己負担が必要だったわけで、、、
改めて保険ってありがたい!アメリカの病院のお会計って怖い!!!と思い知ったのでした。
全てのケースが同じではなく、特に保険は保険会社、プランによって保障の範囲や内容が様々と思いますので、必ずご自身の保険会社にお問い合わせください。
ですが、私のように2つ保険に入っていると全額カバーしてもらえることもあるんだなーと、参考までに読んでいただけたらと思います。

やっぱり健康って一番の節約ですね。特にアメリカでは。


では、また次の投稿でお会いしましょう。

きょい

(この記事は2023.11にnoteにて投稿したものを加筆修正したものです)